カイコがはいてできた繭からつくられる動物繊維。
主な成分は、約20種類ものアミノ酸。
人の肌や毛の成分と近く、天然素材で唯一の圧倒的な長繊維。
<繊維特徴>
太さが均一ではなく、うねり、弾力性、コシ、ハリがある。
<性能・特徴>
・抗酸化作用
アミノ酸には抗酸化作用があるため
皮脂や汗をかいても肌の清潔さを保つことができる。
さらりとした肌触り、摩擦による肌への負担が少ない。
・紫外線カット効果
「セシリン」という成分は、天然の紫外線カット効果がある。
紫外線カット率80%ほど。
他の天然繊維の中でも特に紫外線対策に向いている素材。
・吸水性
シルクはコットンの約1.5倍もの吸水性がある。
・通気性
繊維同士にて空気をたくさん含ませることができる構造となっており
通気性に優れている。
・放湿性
余分な皮膚の水分を吸収し空気中に放出するため蒸れない
汗によるベタつきや不快感を抑えるため、夏場の暑い季節や就寝中にもおすすめ。
・保湿性
肌に優しくうるおいを保持する効果もある。
夏は涼しく、冬は暖かい。
アミノ酸を主成分としており、肌に優しく保湿性も高いため、静電気が起こりにくい。
・光沢
シルク繊維の断面は円形ではなく三角形になっており、プリズムのような働きにて特有の美しい光沢を放つ。
・とろみ
繊維自体が非常に細いため織り上がりもしなやかで軽い。
・生分解性
土壌で微生物の働きによって分解され自然に還る生分解性がある。
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