東北、山形県米沢市で織られている織物です。
日本が平和を享受することができた江戸時代後期1800年(伊能忠敬が日本全国測量を始めた頃)ごろが米沢織の発祥といわれ、約200年以上の歴史を誇り、職人の蓄積技術と知識は大きな価値があります。
絹織物(シルク)を中心とし、先染めのトビー機 高密度素材は日本一の品質をもつといわれており、
経糸(たていと)シルクに、緯糸(よこいと)はコットンやウール、合繊をも得意とするジャガード織もあります。
さらに大変な技術力を要する二重織(ダブルフェイス)も絹にて織りなしています。
時代に沿う開発も行い、伝統的な絹織物はもちろんのこと、天然素材と化学繊維による衣服生地(広幅)のテキスタイル産地へと発展し、産地内に撚糸、染色、織物、仕上げ工場が存在し一貫した産地生産が行われています。
絹織物を中心に、ヨーロッパ、アジア、アメリアにも輸出されている日本随一の広幅の絹織物です。
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